転居後6 おでかけ編

そろそろ転居後というタイトルをやめたいのに代案を考えるのが面倒でそのままになっている。もうちょいこのままかも。

 

 

おでかけ(せず)1

都会に来たとて一生私は私なのでカーテンを開けて心地よい日差しと少し開けた窓からそよいでくる風に身を任せて日向ぼっこしながらお昼寝をしたりする。これをできる場所に引っ越せて良かった。かなりラッキー。

 

 

おでかけ2

アラームよりも少し早く目が覚め、気が向いたので散歩に。無策で適当にぶらつき、コーヒー飲みたさでコメダへ。610日、東京に来て初めて自分の意思で行った外食記念日。ちなみに喫茶店でコーヒーを飲む行為が外食でないならば、今だに1度も外食をしていない。でも今回はパンを食べたから流石に外食カウントされるでしょ。阿佐ヶ谷ロフトでライブ見ながらお酒を飲んだこともある。これは食事よりもライブの観覧に比重が寄っているから外食って感覚ではないかも。外食の定義ってどこなんだろう。後で調べるか。

さてさてさてモーニング!!!!!!!ふわふわのパンバターゆでたまごほかほかのたっぷりコーヒー♡…を堪能し、脳をどこかに投げ捨てて絵を描いた。混雑してきたため2時間程滞在して退店。素晴らしい時間だった…。

 

 

外食の定義

一般的には「家庭外での食事」が外食とされているみたい。なるほど。「食事」って言われてパッと想像するのは朝昼夜食(一般的に生命を維持するのに必要とされている最低限の3)だけど、娯楽のための飲食(今回はコーヒー)も飲食してるんだから食事だわな。外食です。喫茶店で外食しまくってます!コーヒーしか飲んでないけど。

 

 

おでかけ3

なかば無理矢理に平日起床直後出発朝カラオケを敢行。アプリで数独ができるし朝カラオケは安いしでまねきねこにゃ頭があがりませんよ。こっちにはジャパレンが無いので、カラオケ行くたびに大勢の車を見ながら入店するお馴染みの景色もドンドンご無沙汰になっていくんだなあと思った。あれが当たり前になっていたのでかなりさみしい。

 

 

高熱

久々に風邪をひき39.8の高熱に見舞われる。喉が腫れて何も食べられなくなり、ひたすら関節が痛み、意識がフワフワする。39度熱が出た時のあるある「38度台になった時めっちゃ楽になった気がする」も久々に感じた。どうしても外せない用事があったため気合いで2日で治したけど、喉はずっと腫れていて、すごくちいさい隙間にゼリーを滑り込ませることを食事と呼んでいる。

 

 

高熱2

37度台ともなるとかなり元気。ぐっすり眠れちゃう。さすがに車は運転したくないけど運転できる車もないしさ。

今日も今日とて液体になるほど咀嚼したゼリーをかつて喉と呼ばれていた場所にゆっくり注ぐ作業をしていた。注ぎ終えたところでお笑いエスポワール号を視聴中爆笑をし、笑い声を出す前の「吸い」で口内の水分が全てわずかな隙間となった喉に終結してしまう。それ即ち、死を意味する。5-10分程危険区域をさまよい、ようやく現実に帰ってきた頃には「お笑い腹上死をするところだった」と軽口を叩けるくらいには元気に。いやいや純粋に笑い転げて死んだ方が「お笑い腹上死」の本来の意味合いに近いだろうがと声が聞こえる。

喉が腫れてる時にお笑いを見るのは危険行為だという事がよく分かったので以後気をつけましょう。

 

 

おでかけ4

ひらがな4文字+4という字面を目にするとからあげが食べたくなる。なんででしょうね。

それはさておきポケセンポケセンポケセンに行きました。池袋の。やったぜ。こっちに来て初ポケセン。横浜はギリギリ行った事あるけど東京のポケセンは初めてかも。

ワ〜〜〜すごいのなんのって。かわいいのなんのって。広いのなんのって。はしゃいじゃった。ポケセンって何回行ってもいつ行っても子供の時くらいはしゃげる。たのしい。かわいい。なごむ。ずっと居てしまう。

ヌケニンのグッズをしこたまカゴに入れレジに並んだら店員さんに「ヌケニンお好きなんですか?」と聞かれた。そりゃそうなる。ヌケニンのグッズなんてなかなか出ませんからね。そりゃ買いに行く。

 

 

飲み会

飲み会にあまり参加しない人生だった。

原因は主に2つある。以前の勤め先が飲み会をしないタイプの職場だったから、大人数の食事会が苦手(親しい友人しかいない場なら平気)だからだと思う。

ライブの観覧後に誘われて友人と友人の友人がいる場にホイホイついていったらトリキで9人で飲むことになった。トリキで9人で。ドラマとかであるやつじゃん。

えっ、みんなとりあえず生頼むの。え〜ッ、漫画とかであるやつじゃん。あっ、私は、ジンジャーハイで。そもそもトリキ来たのが初めてなんですけども。

良くも悪くも保守的な精神バリアが働き、友人氏を正面に配置して端っこの方でチビチビのんでいた。友人氏はお酒を絶対に飲まないと決めているので友人氏が飲めよ〜とイジられているのをニコニコしながら見ていたら、色んな人間が入れ替わり立ち替わりこちらの席に遊びに来てくれて、本来は私の様な不遜で愚かしい人間が移動するべきなのに(流石に卑屈すぎるか…)と思いながら、かなり嬉しかった。気つかわせてしまったかもしれないけどさ。

みんな食べたい物をガンガン注文していたけど、こういう時に遠慮してジッとしてて…呆れる。みんなで頼んでみんなで食べるんだから、割り勘なんだから、ドンドン頼めばいいのにね。

でも唐揚げだけはどうしても食べたかったからコッソリ注文してほぼ1人で食べた。唐揚げだけは。唐揚げのためにだけは図々しくなれるのなんなんだよ。それはそうとして唐揚げはうまい。最高。

 

人とお酒を飲むと自分はかなりお酒弱いな〜と実感する。

あの場はお酒が好きで強い人ばかりいる空間だったので自分のペースを意識してたし、お冷もメチャクチャ飲んだけど固形物をあまり食べなかったせいかかなりフラついた。

4時間でジンジャーハイを2杯のんで途中でコッソリ吐いている。お手洗いのついでにコッソリ吐くのが本当に得意で、何事もなく復帰して普通にご飯も食べた。でもちょっと胃液で喉がやられた。気分が悪くなった時にスッと吐けるし、吐くとかなり元気になるのでそこは長所だと思っている。

 

日付を越しかけた所で解散。終電、あと5分で、行っちゃう。終わりじゃん。終わりです。

最寄りが近い人を誘って線路沿いを散歩して帰るかと思いながらスマホとにらめっこしていると「俺たち始発出るまでカラオケ行こうかな」という鶴の一声が聞こえてきた。乗る。酔ってなかったらできない荒技。素面だったら絶対帰ってた。あとダーツ案も出てたけどそっちでも帰ってた。

「終電逃して始発までカラオケ」って光の大学生がやるやつじゃないんですか?私たちは光のぴかぴか大学生だった?私は少なくとも陰のかぴかぴアラサーなんだけど深夜フリータイムカラオケに移行して本日2度目の宴開催。

東京にきてから「変」なことばっかり。たのしい。ありがとうございます。もっと「普通」を教えてください。私は拗らせていて、変と普通が捻れているので。あの〜ありがとうございました。駄目だ、まだ、酔ってる

 

 

グニャリザワールド

車海老のダンスさんのライブに行きました。

ただのファンかつオタクなのでできるだけネタライブにはお邪魔したいと思っている(車海老のダンスさんのネタも平場もたくさん浴びられて楽しいから)のですが今回も最高な時間を過ごさせていただき本当にありがとうございました。おもしろかった!たのしかった!いえ〜い。踊っちゃお。

車海老のダンスさんのネタでしか埋まらない心の隙間がある。それは明日も来年も私がおばあちゃんになっても、ずっと、そう。 

 

 

知人氏

第一印象が「あっ!お笑いマシーンかも」の知人がいる。

関西弁でキレキレのツッコミをするし、快活で端的に話すし、表情管理も抜群で大喜利も強く、ワードセンスもあって、笑う時はバツーン!と気持ち良く高らかに笑うし、デリカシーもあるので非の打ち所がなく、そうなってくると話す時にマアもうメチャクチャ緊張していた。メチャクチャ緊張していた。全部面白いのを「意識的にやっている」のが凄すぎて。

先日たまたま2人で話す機会ができて、電車に揺られながらふんわり話した。もしかしたらこちらを気遣いふんわり話してくれたのかもしれないけど、かなりふんわり話してくれて「全然マシーンじゃない、かなり人間だ」と思った。当たり前だけど。

 

雑談をまったりやって、生身を感じた瞬間。

全部面白過ぎて凄くて雲の上にいて憧れの存在が、ちょっとだけ身近な存在になり親近感が生まれた瞬間に私はファンになれて、今まで全部緊張していたのが勿体無いなと思って、きちんと話したこともないし話そうともしないで一方的に心の壁を建造しちゃっていてあ〜あ…かなり愚かだと思いながら吊り革をギュッと握ったりして、別れる時に、今日はありがとうございました。もうメチャクチャ大変ですけどお互い頑張りましょうねって言おうとしてたのに、もう降りる駅に到着して慌てちゃって、ありがとう。お互い頑張ろう。って言っちゃってアーもう距離感絶対間違えてるしモゴモゴ喋んなやボケがよォと思いながら改札の機械にピッとやりイヤホンをつけて家に向かった。

 

普段はあまり買わない炭酸の缶ジュースを自販機で買い、ぐびぐび飲みながら、帰った。