たまに乗る新幹線で見る景色で「いい」と思った瞬間にその場所は流れていっちゃった事すら忘れていくのが人生…みたいなポエム

 

どんどん引っ越しすごろくのコマが前に進んでいく。1日最低でも1回はさいころを振るので、必ず1マスずつ進む。ヘラヘラしているとたまに数マス戻らされる。

 

引っ越しをする、新生活をはじめるという目標は仕事を辞めた時点で覚悟になり、それを事実にするためにはここでウジウジしていても仕方がないのに一向に荷造りが終わらない。取捨選択が下手。優柔不断の王。物が多いってレベルではない。

 

 

1人暮らしをはじめた時に手持ちの本を50%くらい売っていて、そこから更に今25%くらいを売ろうとしているのにまだまだたくさんある。現在荷物が本だけでも段ボール5箱になるしまだ詰められていない本も服もゲームもおびただしい数の「思い出」もある。

 

引っ越し業者を利用する代金をケチって自分のアクアで運搬しようと決めている以上、本の段ボールは2箱が理想だし、全体で5-6箱程度に収めないと部屋が段ボールfeat.寝床で完結してしまう。床が抜けて破産するか地震で崩れた箱で私が破壊される。

大体、しのごの言わずにさっさと全て売るか実家の押入れに仕舞い込めば万事が解決するじゃん(荷造りに難儀している私を見かねた母から実家の押し入れの一角/4-6箱程度収納可能スペースを頂いた)

でもしのごの言える時間が私をそうさせてくれない。なさけない。みっともない。しゃらくさい。とりあえずベルセルク+はぐちさん箱1つは確定枠としてあとはもうガチャとかにしようかな。箱並べて右から3つとか。どうせ決められない。

 

汗水たらして働き、嬉しかったり泣いたりしながら買った物たちを現在の感情ではかりに乗せる。売ったり捨てている時は毎度毎度物欲・所有欲とはという気持ちになる。いつか薄れてしまうかもしれない。けど今は!!買っちゃう。とりわけ自分はワクワクとばか騒ぎとそれくらいしか、でっかい欲がないからかも。

 

騒ぎは騒ぎの時にしかないものだし、物に対して思いを馳せられるような、やっぱりこうやってモゴモゴいつまででも述懐している時間が問題であって、「考えてはいる状態を作って、偉いでしょう?」で問題を先送りにし現実逃避しているようでは、先が思いやられるのでは?と自分で自分をを叱責し出した時点で気が気でなくなり、考えるのをやめて目を閉じ、さっさと売り、捨て、実家に運び込み、寝た。考え出すとキリがない。やってみると意外とスッキリする。後悔もあるけど。でもちいさいやつから順に大半忘れていくんだろうから、物欲・所有欲とはどころではなく、人の生命活動ってさとか思い出したりする。ずっと何様なんだよ。

 

(ここだけバリバリやり手の若い社長を脳内に召喚して良い声で読んでください)

人はしによみがえらない、その一点に関して間違いなく平等でよかった。じっくりその時がくるのだとしたら性格上絶対に後悔するだろうけど、それよか終わりがないほうが怖いしさ。

(おまけ)

手からコーヒーのにおいがする時はおそらく体内の水分のコーヒー濃度が高くなっているので、しばらく水などで水分補給したほうがいいし、手からコーヒーのにおいがすると面白いので頻繁に手のにおいをかいでしまうらしい。

 

全部の欲と執着を無視したり諦めちゃうと生命活動そのものの執着も薄れていくからどうにも塩梅が難しい。全部好きになっちゃうと大変、全部どうでもいいのも大変。いつになったらゼロ100以外の調節ができるようになるんだこの身体は。極端なことしかできない。スイッチじゃなくてダイヤル式にしろ。でもやっていくしかないです。いいところもあるし。全部が全部、流れてって忘れる訳じゃないし。